すきな音楽やラジオをききながら、あっついコーヒーをすすりながら、パソコンにむかってぱたぱたと文字をつくる日々です。 書くことはただの作業で、仕事だし、日課でもあり生活だ。 なにか心が動くことがあるとまず書きたくなる。だれかに話したくなるよりも前にスマホのメモアプリを開きたくなるし、書くという行為はそれくらいに自分の心の近くにおいてあるものなのかもしれない。 まず書きたくなる、というのは、考えるよりも前に、ということ。 考えとしてまとまる前の言葉を入力している間、頭のなかはちゃんと空っぽになっていて、うまれたばかりの感情にただ身体が指が動かされているような。 そうやって出てきた言葉を考えとしてまとめていくこともあるし、そのまま、よくわからない物体のまま作品とかいって形にしてしまうこともある。 まとめる際には捨てたり加えたりを当然するけれど、そのままの言葉には僕の感情の香りや温度がそのまま残っているような気がして、より、自分を感じることができるような気もします。 書くことはただの作業で、仕事だし、日課でもあり生活だ。 生きるということの、ほんのすぐ隣に、書く、があり、そこに自分がいる。
文と絵 山本こう太
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