こう太のコーヒーとか

50 絵が変わりました

ご覧のとおり、絵が新しく変わりました。
かわいい。

50 絵が変わりました ところで、絵というものは視覚でそのまま楽しめるし、理解しようとする脳みそがほとんどいらないぶん、見たままにかわいいとか綺麗とか言えるよね。
そういう形の芸術をすこし羨ましくも思います、書いていると特に。
文字は理解されようと在りたがるし、脳みそを通り理解されてやっと心まで届くようなものなのかもしれない。

人間の感情には脈絡があるわけでも理屈があるわけでもないし、むしろ感情なんて、突然わき起こったかと思えば次の瞬間にはもう跡形なく散ってしまうくらいに儚い。ただの煙だ。
でも理解されなくともそこにあって、理解されなくともだれかになにかを渡す。
意味よりも、理屈よりも、そこに広がってしまっている世界のことばかりが大事に思えた。
どうか、読み解かないで、ほどかないで、と。
だから、瞳に映った世界をそのまま感じてもいい、そういうものの在り方にどうしても憧れてしまったものだ。
混ざる色を見て、人は感動する。

その瞳のまたたきに勝手に吸いこまれてしまうような、薄くて軽い煙のような、そんな言葉が書きたい。
意味なんていらないよ、うっすらとだれかの体内を漂って、いつのまにか吐きだされてしまっているような、そんな、曖昧なだけの言葉書きたい。
以上、絵が変わりました、の報告でした。よろしく。

文と絵 山本こう太

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